※本記事は更新型です。各サービスの設定画面・仕様は変更されるため、定期的に見直してください。
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身バレは「気をつける」では防げません。注意力は必ず途切れるからです。防げるのは「設計」だけ——この思想はnote第9回で書きました。本記事はその実装編です。**30項目を上から順に潰せば、主要な漏洩経路(データ・つながり・生活痕跡)が塞がる**構成になっています。印刷またはブックマークして、チェックボックスとして使ってください。
## A. データの漏れを塞ぐ(1〜8)
- [ ] 1. **スマホカメラの位置情報記録をOFF**(設定→カメラ/プライバシー内の位置情報)
- [ ] 2. **投稿前にEXIF(撮影メタデータ)を削除**する習慣・ツールを導入(SNSは自動削除するものが多いが、ファイル直販・クラウド共有は残ります)【更新枠:推奨ツール】
- [ ] 3. 写真の背景を毎回確認:窓の外の景色/電柱・看板/カーテン越しの建物影
- [ ] 4. 写り込む私物を確認:郵便物・宅配伝票・学生証/社員証・車のナンバー・鍵
- [ ] 5. 瞳・鏡・メガネ・金属への「映り込み」を拡大確認(部屋や撮影者が映ります)
- [ ] 6. 手元の特徴(ほくろ・傷・ネイル)が私生活のSNSと一致していないか
- [ ] 7. 音声配信時:救急車・チャイム・電車・学校放送など、地域を特定しうる環境音に注意
- [ ] 8. スクリーンショット共有時:通知・時計・電波表示・他アプリ名を隠す
## B. アカウントの「橋」を落とす(9〜18)
- [ ] 9. **活動用の専用メールアドレスを新規作成**(私用アドレスの使い回しは全項目中最大の事故原因)
- [ ] 10. 電話番号連携が必要なサービスでは、**連絡先の同期を必ずOFF**(「知り合いかも」に表示される主経路)
- [ ] 11. SNSの「連絡先アップロード」「友達を見つける」系機能をすべてOFF
- [ ] 12. 活動アカウントを**私用端末のブラウザでログインしたままにしない**(誤投稿・誤いいねの温床)
- [ ] 13. 可能なら端末を分離。不可能なら最低限、活動専用ブラウザ/プロファイルを分離
- [ ] 14. 私用SNSと同じ・類似のID、誕生日入りのIDを使わない
- [ ] 15. 私用アカウントを活動アカウントでフォローしない(逆も)。「共通のフォロワー」も橋になります
- [ ] 16. パスワード・復旧用アドレスを私用と分離し、二段階認証を設定(乗っ取り=全情報流出です)
- [ ] 17. 決済・振込の名義表示を確認(→プラットフォーム比較記事の「出金」項目)
- [ ] 18. クラウド写真の自動バックアップ設定を確認(家族共有アルバムへの自動同期事故は実際に起きています)
## C. 発信内容の生活痕跡を消す(19〜26)
- [ ] 19. 出身地・沿線・最寄り駅・職種を明かさない(単体では無害な断片が、組み合わせで座標になります:note第9回)
- [ ] 20. 「今日は雨」などのリアルタイム天気情報を避ける(地域絞り込みに使われます)
- [ ] 21. 投稿・配信の時間帯パターンから生活圏・職業を推測されることを意識する(予約投稿の活用)
- [ ] 22. 地元ネタ・方言・ローカルチェーン店の話題に注意
- [ ] 23. 学校・職場のイベント(運動会・繁忙期)と活動休止の時期を一致させない
- [ ] 24. プレゼント・ファンレターの受け取りは私書箱・転送サービス等を利用し、**自宅住所は絶対に出さない**
- [ ] 25. 通販の欲しいものリスト等を公開する場合、住所・本名が漏れない設定かを二重確認
- [ ] 26. 過去投稿の定期棚卸し:活動初期の無防備な投稿を四半期ごとに見直して削除
## D. 人間関係と有事への備え(27〜30)
- [ ] 27. **活動を話す相手の基準を決める**:「墓場まで持っていける人以外に話さない」(note第9回)。話す場合も本名・職場など「実生活情報とセット」では明かさない
- [ ] 28. 家族と同居の場合:端末ロック・通知プレビュー非表示・荷物の受け取り方法を設計
- [ ] 29. 「気づかれたかもしれない」時の対応を平時に決めておく:認めるか、否定するか、何も言わないか。慌てて取り繕うのが最悪手です
- [ ] 30. 万一の相談先をブックマークしておく:プラットフォームの通報窓口/誹謗中傷・プライバシー侵害の公的相談窓口/この分野を扱う弁護士の探し方(→削除請求手順の記事へ)
## 運用ルール
- 新しいサービスを使い始めるとき、A・Bの該当項目を再チェックする
- **四半期に1回、30項目を通しで見直す日**をカレンダーに登録する(規約早見表の更新日と同日推奨)
- 完璧を目指して疲弊しない。上から順に、できたものから塞げば、リスクは着実に下がります