※本記事はテンプレート配布記事です。シミュレーターの改良版は本記事で随時差し替えます。
【更新枠:スプレッドシートの配布リンク(閲覧用→自分のドライブへコピーして使用)】
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「月◯万円稼ぎたい」という目標は、そのままでは行動になりません。**「そのために、何人の常連と、いくらの客単価が必要か」**に分解して初めて、今日やることが決まります。本記事では、その分解を自動で行う収益シミュレーターを配布し、使い方と設計思想を解説します。
## シミュレーターの構造(4シート構成)
### シート1:目標分解(メイン)
入力するのは3つだけです。
- **目標月収**(手取りベース)
- **想定客単価**(サブスク+単品+投げ銭の、常連1人あたり月額)
- **手数料率**(プラットフォーム・決済の合計。→決済比較記事)
出力:**必要な常連数**と、階段の各段に必要な人数の逆算です。
```
必要常連数 = 目標月収 ÷(客単価 ×(1−手数料率))
例:目標30万円/客単価8,000円/手数料20%
→ 30万 ÷ 6,400円 ≒ 47人
```
さらに、ファネルの標準的な変換率(初期値は編集可能)で上流を逆算します。
```
常連47人 ← 初課金者(常連化率40%)118人
← 接続済み(初課金率25%)470人
← フォロワー(接続率15%)約3,100人
```
**この逆算が出た瞬間、「バズらなきゃ」が「3,100フォロワーと47人の常連」という現実的な工事計画に変わります**(note第3回の算数の一般化です)。
### シート2:収益ポートフォリオ
現在の収入を4分類(労働/資産×単発/継続:note第6回)で入力すると、**継続型比率・資産型比率**と「今月ゼロ稼働だった場合の収入」を自動表示します。月次の健康診断シートです(note第22回)。
### シート3:施策プランナー
ファネルの3変換(接続率・初課金率・常連化率)のどこが自分のボトルネックかを、実数入力で特定します。**最も低い変換率の段に、翌月の施策を1つだけ割り当てる**運用です(→ファネル記事・リピート記事、note第27回:一つ試す)。
### シート4:税金・隔離計算
売上入力に対し、隔離推奨額(税金用口座への振替額)と自分への固定給の目安を計算します(note第21回・第22回の実装)。※税率は目安であり、正確な計算は申告時に行ってください。
## 使い方:月1回・15分のルーティン
1. 月初に、先月の実績をシート2・3に入力(管理テンプレDB2から転記)
2. シート3でボトルネックを確認し、今月の施策を1つ決める
3. シート1の目標との差分を確認して終了
**毎日見ないこと。** シミュレーターは羅針盤であって、監視カメラではありません(数字との距離:note第25回)。
## 設計思想:なぜ「逆算」なのか
このシミュレーターは、連載全体の思想の計算機版です。
- フォロワー総数ではなく常連数を主役に置く(note第3回)
- 収入の「額」ではなく「構造」を診る(note第6回・第22回)
- 施策は診断してから、一つずつ(note第27回)
数字が苦手な人ほど、道具に計算を任せてください。**感覚の経営から、計器の経営へ。** それがこの最終記事であり、本ブログ全体の結論です。