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月5万→30万になった配信者の施策全公開――何を・いつ・どの順でやったか

※本記事は、複数の実例を本人が特定されないよう再構成したモデルケースです。数値観は実例に基づく目安であり、実測データの蓄積に応じて更新します。

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note第26回で「無名→専業」の3年間を年表で示しました。本記事はその実務拡大版として、**月5万円で停滞していた配信者Bさんが月30万円に到達するまでの施策を、実行順に**公開します。重要なのは施策の中身以上に「順番」です。

## 開始時点の状態(月5万円)

- 収入内訳:配信投げ銭ほぼ100%(労働×単発のみ:note第6回の危険水域)

- 稼働:週5配信で消耗気味/フォロワー約2,000

- 問題の診断:**「頑張りの量」ではなく「構造」が停滞の原因**でした

## 第1手(1ヶ月目):記録の導入――売上は動かないが、全ての土台

管理テンプレ(→配布記事)で収支・配信データの記録を開始。ここで判明した事実:収益の8割が、**特定の常連十数人**から生まれていました(note第3回の構造そのまま)。以後の全施策は「この十数人を起点に階段を作る」方針に確定します。

## 第2手(1〜2ヶ月目):配信の「減量」と外部導線

- 週5配信→**週3配信(曜日・時間固定)+毎回次回予告**へ変更。1回あたりの密度と「待つ楽しさ」(note第12回)を優先

- 結果:配信回数が4割減ったのに、月の投げ銭総額はほぼ横ばい。**時給が约1.6倍**に

- 同時に、常連へメール登録を案内(登録特典つき)。初月の登録は14人。「少ない」ではなく、これが後の保険になります

## 第3手(2〜3ヶ月目):初の資産型商品(+3〜5万円)

配信で需要が見えていた題材でボイス・ROM商品を制作、単品販売を開始。

- 初月売上は約3万円。以後、**旧作が毎月数千円ずつ売れ続ける層**ができ始める(資産型の積み上げ:note第22回)

- 発売は毎回「予告→制作過程→公開→裏話」の物語型で(note第11回)

## 第4手(4〜6ヶ月目):サブスク導入(+8〜12万円)

単品を複数買った常連に向け、3ティアのサブスクを開始(→価格設定・ティア設計の記事の構造)。

- 初月加入は21人。**「単品購入者への個別案内」が最も効いた**(全体告知の数倍の加入率)

- 竹ティア中心+松に少数。この時点で月収は15万円前後、うち固定的な収入が約6万円に

## 第5手(6〜9ヶ月目):リピート施策の定常化(+5万円)

初回購入お礼・シリーズ化・購入者アンケートを順に導入(→リピート施策の記事の1〜3)。

- シリーズ化の効果が特に大きく、新作の初週売上が従来比で明確に増加

- アンケート経由の企画は「外れない」ため、制作の無駄打ちが消えました

## 第6手(9〜12ヶ月目):値上げと選択(30万円到達)

- 新規のみサブスク価格を改定(既存据え置き:note第14回の作法)。離脱はほぼゼロ

- 記録を見て、**時給の低い企画・消耗の大きい企画を廃止**。空いた時間を松ティアの関係深化と新作制作へ

- 12ヶ月目の内訳:配信約8万/単品約9万/サブスク約11万/その他約2万=**約30万円。継続+資産型が過半**の健全構造に

## この事例の教訓(順番の原則)

1. **記録が最初**。診断なしの施策は当てずっぽうです(note第27回)

2. **増やす前に減らす**。配信の減量が時給と品質を上げた

3. 導線(メール)は小さいうちに

4. 単品→サブスクの順。いきなりサブスクは失敗しやすい(単品購入者が最良の見込み客)

5. 値上げと廃止は最後。土台ができてから

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